新興市場 2005 7 20

 最近の新興市場は、
よく言えば、穏やかな上昇、悪く言えば、力不足です。
 だから、「分足チャートが、いい形となった。これは、いける」と思っても、
結局、上げ幅は、2%から3%程度です。
 そういうわけで、1日の終わりにランキングを見てみると、
ストップ高になっている銘柄は、二つか三つ程度です。
昨年は、ランキング上位10位まで、ストップ高というのが、普通でした。
 どうして、こうなってしまったか。
その最大の原因は、「株価100円以下のボロ株フィーバー」です。
 まだまだ、新興市場の参加者も、資金も限りがあります。
そういう状況で、「ボロ株フィーバー」が起きれば、力が分散されてしまいます。
 板情報を見ていて、「これは、いけるぞ」と思っても、
結局、上昇は、4ティックから5ティックしか行かなくて、がっかりした。
それが、今の新興市場の現状です。
 もちろん、「ボロ株フィーバー」には、プラスの面もあるかもしれません。
「ボロ株フィーバー」が、新興市場の人気銘柄の過熱を抑えて、
穏やかな上昇にしているかもしれません。
昨年は、あまりに急騰した結果、反動で、急落するという展開でした。
 でも、今の現状では、値動きが少なくて、デイトレーダーは、あまり儲からないと思います。
日経ジャスダック平均の週足チャートを見れば、去年と今年では、動き方が違います。
その原因は、「ボロ株フィーバー」だと思います。




































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